組合の概要
地球に優しい合板流通を目指して
発足の経緯
1970年 日本ベニヤ板商業連合会
戦後復興間もない時期、合板は建築資材として需要が増え、全国での取り扱いが増加し大変貴重な資材となりました。多くの事業者が合板の仕入れや販売を行う上で、安定した合板の流通が求められるようになり、業界の全国組織の必要性が高まったのです。
そのような背景から、昭和30年8月、全国の合板卸売り業者約200社により「日本ベニヤ板商業連合会」として誕生したのが発端です。その後、「日本ベニヤ板商業組合」が母体となり、1977年10月、農林水産省並びに林野庁の指導の下、組合員の大多数の希望である法人として「日本合板商業組合」が誕生いたしました。
以来、合板と建材等を扱う流通業界の活性化と関係省庁への要望書(陳情)提出等の活動の歴史を刻み、現在では合板建材を中心とする住宅・建築資材流通組織として、業界唯一の国の認可団体になっています。
合板とは
「合板(ごうはん)」とは、木の丸太を薄くスライスした単板(ベニヤ)をいくつも重ねて接着したものです。木材の良さを活かしつつ、木材の欠点である反りや伸縮を軽減させ、より強度の強い、使い勝手の良い建材へと加工されているのです。薄いベニヤを繊維方向と直行するように何枚も重ねることで、あらゆる方向からの力に耐えられる強度を保つことが可能になります。また、木は湿度・温度の影響をうけやすく、一枚の板では反ったり伸縮してしまうのですが、合板にすることにより、変形の少ない安定した状態を保つことが可能になります。
そのため合板は、屋根、床、壁など、家づくりのあらゆる用途で使用され、建築資材として欠かせない材料となりました。
住宅・建築業界において合板の円滑な流通の確保や、需給の安定は重要な課題と言えるでしょう。
組合概要
団体名 | 日本合板商業組合(略称:日合商) |
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所在地 | 〒101-0045 東京都千代田区神田鍛冶町3-5-4 地図はこちら > |
設立年月日 |
1977年10月1日 |
代表者 | 理事長 足立 建一郎 |
法人格 | 中小企業団体の組織に関する法律 |
主管 | 農林水産大臣(林野庁) |
活動範囲 | 全国(支部として13支部を置く)支部一覧はこちら > |
会員数 | 1,282社(正会員=組合員739社、準会員120社、賛助会員423社) 総従業者数40,879名(2023年3月31日現在) |
主な事業 | ①合板の卸業に関する指導及び教育 ②合板の卸業に関する情報または資料の収集及び提供 ③合板の卸業に関する調査研究 ④木材・木材製品の合法性、持続可能性の証明を行う事業者の認定 |
電話 | 03-5256-9080 |
ファックス | 03-5256-8786 |
日合商案内パンフレット
日本合板商業組合の案内パンフレットがダウンロードいただけます。
「A3 カラー 両面印刷短辺綴じ」で印刷をするとA3二つ折りのパンフレットができます。
「日合商案内パンフレット」(5.3MB)
地図
アクセス:JR神田駅北口より徒歩3分/東京メトロ銀座線神田駅より徒歩3分
組織の変遷
昭和30年11月10日 | 東京、名古屋、大阪の合板建材販売業者(約200社)が結集して、日本ベニヤ板商業連合会(任意団体)を創立 |
昭和52年10月01日 | 日本合板商業組合を設立 |
組織図
2024年5月17日現在